2020-01-01から1年間の記事一覧

そこのみにて光り輝く。

好きなことは嫌いになれない。 物事が長続きするのは、そういう理由だと思う。 この手の人は、二つのタイプに分かれる。 「好きこそものの上手なれ」と「下手の横好き」。 どうやら、自分は後者のようだ。 傍目からすると、ダラダラやっているように見えるか…

後天的。

人と接していると、自分のセンスの無さを垣間見る。 センスとは、物事の感じや味わいを微妙な点まで悟る働きや感覚。 鍛えられるものであるけれども、もともと備わっているものな気がする。 振り替えると、自分は先天的なものが乏しかったと思う。 長年、同…

地ジャンという発想。

パスカル曰く、人間は考える葦である。 多分、クライマーはムーヴを考える人なのではないかと思う。 自分のアイディアは大抵、的外れで、見当違いなので修正に修正を加える。 トライアンドエラーの繰り返しだから、ピタッとハマった時の爽快さが何とも言えな…

ポストカード。

美術館や博物館が好きだ。 それ以上に、記念に買うポストカードが大好きだ。 本当は、その他のグッズが欲しいのだけれども、お金がかかるし、かさばるな。 と思うと、ポストカードは100円程度だし、紙一枚というスマートさ。 そして、眺めていると、その時の…

映画。

映画って本当にいいもんですねぇ。 金曜の夜は映画と決めている。 時間があれば、土曜も日曜も。 何を観るのか、気まま、思うまま。 "Lucky "、"わたしはダニエルブレイク"、"家へ帰ろう"。 今の心境なのか、おじいちゃんムービーが多い。 強面だけど心優し…

ヒント探し。

なんで、読書をしてるんだろう? ふと思う。 作者が好きだから、文字フェチだから… 語彙を増やすため、知識を得るため… いろいろあるのだけれども、どこかで答えを探していたような気がする。 小説を読んでいると、自分では言い表せなかった心情を代弁してく…

ウクレレ。

ウクレレを手に取ってみた。 ベニヤ板で、おもちゃのような楽器が家に来てから一か月。 毎日、触れている。 三日坊主になるかと思っていたのだけれども。 隠された才能が開花するわけでもなく、一本指で押さえられるコードをいったりきたりするだけ。 でも、…

バラクーダ。

スムーズな足入れに、快適な履き心地、非対称なレースアップシステム、網の目状のトゥーラバーを搭載するなどインドアだけでなくアルパインやクラックなどのクイミングにも対応するモデルです。0.8㎜のミッドソールを内蔵しエッジング性能を更に確かなものし…

シンプルに、ダイレクトに。

旅に出る前の倦怠感。 出てしまえば、どこかへ吹き飛んでしまうのだけれども。 なんだか、今回は気持ちと腰がどんより重い。 だけれども、家のいるとさらに気が滅入るのもわかってる。 何とか、奮い立って飛び立つ。 10数年ぶりの塩原。 いつか登りたいと思…

美学。

自分のやりたいことを追求する。 誰かに、成し遂げたいわけでもなく、認められたいわけでも、勝ちたいわけでもなく。 それがモチベーションの原石なんだと思う。 「登りたい課題が、登れた後に、その課題が難しかったらいいよね。」 そう諭されたことがある…

柏木三部作エピソード1 ラウンドヘッドオーバー

悪人(上) (朝日文庫) 作者:吉田 修一 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2009/11/06 メディア: 文庫 行く先が舞台の本を片手に飛行機に乗り込む。 旅に読む文庫も楽しみのひとつ。 読むのは三回目だけど、同じところで当然のように泣く。 上巻を読み終…

立ちすくむ。

前進しているのか、後退しているのか。 わからない今日この頃。 とりあえずはっきりしているのは、頭は退化しているようで。 よく財布を忘れる。 そんなタイムロスも有り、午後からのクライミング。 起き抜けに、「登りたいな」と思った岩があった。 ポール•…

冬の花。

見上げたら、花が咲いていた。 今日の心はどうしたものか とびあがりはねあがり とどまるを知らない。 「幸せについて」谷川俊太郎 赤いツツジに心弾む。 なんとなく、今日は登れる気がした。 右手クラック、左手カチの馴染みのスタート。 最初の一歩目が大…

うどん旅。

去年最後で今年最初の旅。 四国に、うどん食べに行こうぜ。 そんなかけ声に集まった五人。 仕事納めの翌日、西へ西へ。 一人で行く旅にはない楽しさが、みんなで行く旅にはある。 各地でクライミングして、郷土料理を食べ、気になった場所を観光する。 三本…