好きなことは嫌いになれない。
物事が長続きするのは、そういう理由だと思う。
この手の人は、二つのタイプに分かれる。
「好きこそものの上手なれ」と「下手の横好き」。
どうやら、自分は後者のようだ。
傍目からすると、ダラダラやっているように見えるかもしれない。
それだってすごいことなんだなと気がついた。
だって、客観的に考えて、結果が出ないのにいつまでも続けるってキツいから。
だけど、楽しく笑って続けている。
本当に好きなものを見つけたって証拠ではなかろうか。
好きなものに、誠実に向き合ってきたのなら、もう嫌いにはなれない。
苦しかったことを差し引いても。
嫌いになれないのならば、そのまま好きでいればいい。
たとえ、上手くも強くもなれなくても。
好きなことを自分のできる形で続けていけばいい。
そう考えたら、歳をとろうとも、立場が変わろうとも、ずっと楽しめる気がする。
なるべくなら、上手くて強くなりたいけれども。
楽しいとニコッと笑う。
それが、下手の横好きが輝く時なのかもしれない。
昔より、今のオレは光っているような気がする。