快晴のゴールデンウィーク。
花を見たり。
美術館に行ったり。
体調を崩したり。
心も体もリセットした感じ。
4連休ともなると、3日目辺りから仕事がどうでも良くなってくる。
やっておきたかったことも、まあ休み明けでいいかなと。
毒気が抜けて、休みに集中出来る。
強制的な一時停止。
それが、割と良い仕事をするには、重要な気がする。
気が抜け過ぎたのか、3日目に頭痛と吐気に襲われてダウンする。
胃もたれたかと、昨晩の揚げ物に呪詛を唱えてみるけど、そうではないらしい。
それが複合化して疲れとなって臨床化したようで。
無理矢理、ご飯を食べ、薬を飲んで寝る。
ようやく立ち上がれたのは、午後三時。
せっかくの休みをという後悔より、疲れてたんだなという自分を労る。
のんびりと、コーヒーを淹れて、一息つく。
コーヒーを美味しいと感じられたら、それが自分の元気のパロメーター。
疲れていると、美味しいものも味気なく、楽しいこともつまらなくなる。
コーヒーを飲むこと、おにぎりを頬張ることが義務的になってたし。
クライミングすること、自転車に乗ること、走ることが、自分に課した苦行になってたような。
ロキソニンを飲んで、一昼夜寝込んで、目覚めたら、コーヒーの香りが恋しくなり、岩を登りたくなってきた。
鼻が詰まりで香りはまだ味わえないし、体がガタガタで思うように登れない。
だけども、美味しいと感じるし、楽しいなと思う。
良くも悪くも、リセット出来たようだ。
なんだか、これまでのトレーニングがゼロになってしまったような体たらく。
また、ここから、一から、やり直そう。
美味しくご飯を食べ、楽しく体を動かしていれば、きっと自然と身体は甦る。