iphoneを新調するか惑っている。
何年前に買ったかを忘れていたセブン。
2倍のフォーティーンが出たら更新しようかなんて思っていた。
愛着もあるし、まだいいかななんて思っていたけど、充電ができなくなり、ついに潮時。
なかなか踏ん切りが付かなかった理由が読書メモ。
この記録が失われるのは、大きな損失だなと。
メモの文字数、104,304文字。
一桁間違ってんじゃないかと、目を疑ったけれども、コツコツとメモってきたんだなと思うと感慨深い。
キーワードを入れて検索すると、どの本で読んで、何を想ったかを振り返れるのが嬉しかった。
涙したポエム、痺れたセリフ、心が躍ったセンテンス。
ポケットにそれらの言葉が入っていると思うと心強い。
それらの言葉は自分の伴侶で、いなくなってしまったら生きられないなと不安で仕方なかった。
そんな懸念は、クラウドでバックアップと復元ができるとわかり、遥か彼方へ。
原稿用紙260枚分の言葉は、いつまでも我と共に。
これからもパチパチとメモろう。
メモを「書く」から「打つ」に手法が移行してから何年か経つけれども、どちらもメリット・デメリットがある。
鉛筆を握った方が記憶には残るし、画面をタッチした方が記録には残る。
どっちが良いかはそれぞれなんだろうけど、いずれにせよ自分の心に留める手法には変わらない。
結局、紙でも、データでも、SNSでも、何でもいいんだと思う。
メモりたい時、好きなようにメモろう。