小川山遠征-ハートに火をつけての巻。

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昨日の敗退の不甲斐なさ。

今日も駄目だろうという不安。

腰は痛いし、筋肉痛。

どうも、やる気が出ない。

ちょうど、クリーンクライミング小川山というイベントが開催されていたので、気分転換に参加しました。

 

杉野さんの挨拶。

兼原さんの講習。

話の内容もさることながら、二人からほとばしるクライミングが好きなんだなぁというオーラが良かったです。

消えかけていた自分のモチベーションが、ぷすぷすとくすぶるのを感じました。

 

とはいえ、どうせ駄目だろうという気持ちを抱えたまま、クジラ岩へ。

若林さんと合流し、緑のマントのトライを見学。

「あと何年かしたら登れるか。」

とさらりと言いながら、体現してきた立ち姿を見て、ようやくハートに火がつきました。

 

前日の反省を踏まえて、ムーヴを修正。

ポケットに足を突っ込む作戦へ。

遠いクロスでピンチをつまみ、右手をプッシュ。

左足をポケットにねじ込み、右足を上げていく。

体制が安定したところで、ピンチをアンダーに持ち替える。

後は、夢中でポケットに飛びつき、必死にマントルを返しました。

ようやく、グロバッツと課題を共有することが出来ました。

 

あの時、あの雑誌を読み、憧れた課題。

その上に自分がいる。

この感動は、何にも代え難いです。

少しは、強くなれたんだなと思うと、ちょっと涙ぐみました。

ちょっとだけれど、成長出来た気がした1日でした。