小川山遠征-チリも積もれば山となるの巻

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オレって、センス無いなぁとつくづく思います。

長年やってるだけで、何だかパッとしませんね。 

今回の小川山でも、相変わらずですが、続けてて良かったなと思いました。

 

15年前に買った雑誌を読み、憧れた課題を登れた。

当然なんですけど、始めた頃から比べたら、段違いに強くなれたんだなと実感出来ました。

技術や体力もそうですが、精神面も少し成長したような気がします。

前だったら、登りたい課題があったとしても、一人で小川山には行かなかったかもしれません。

そういう、行動を起こせたこと自体が成果だと考えてます。

 

とはいえ、パッとしないのは相変わらず。

結局、3日間で登れたのは、3課題くらいでした。

オレの15年なんて、チリを積み重ねてきたようなものです。

だけれども、チリも積もればホコリとなる。

気がついたら、大きくなっている椅子の足のゴミのようなクライミングが出来ればなんて思いました。

「お前、いつの間にでかくなったんだ。」

と言われる憎らしいワタゴミみたいなね。

 

派手なクライミングは出来ないし、スケールの小さなことしかやらないかもしれない。

だけれども、野に咲く花のように、地味に、質実に、やっていければ良いですね。

さて、来年からはTwo monks に挑戦します。

先は長いかもしれないけれど、やり続けたいですね。

また、来ます。

遠征中に、お世話になったクンペーさんと若林さんに感謝。

ありがとうございました。

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