トンカツが美味しくなる話。

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職場見学ということで、養豚の話をすることになりました。

何をどう話そう、どう伝えよう。

考えた末、トンカツが美味しくなる話がしようと決めました。

 

豚と豚肉を知れば、トンカツが美味しくなる。

自分の信念です。

というよりは、ただの自己主張かもしれません。

豚を育てる人。

豚肉をパックに詰める人。

豚肉を調理する人がいる。

もっとオレ達を知ってくれという。

 

豚は、何頭で、何kgで産まれるか。

餌は何を食べているのか。

ロースはどこにあるか、ヒレは何故に軟らかいか。

ウインナー、フランクフルト、ボロニアソーセージの違い。

天然腸と人工ケーシングの食べ比べ。

化学調味料の功罪。

そして、自身の経験からの思い。

ただの豚好きなおっさんの与太話でした。

それに、二人は根気良く付き合ってくれました。

 

最後に、お礼の手紙を頂きました。

泣くといけないので、トイレでこっそり読みました。

自分の言わんとした事は、伝わったようです。

嬉しいのは、彼女達自身でそう感じてくれたこと。

職場見学は、何かを教わる場ではなく、何かを感じるきっかけであるべきと思います。

答えを教えるのではなく、問いかけるのが目的なんじゃないかなと。

 

手紙の中に、「一生懸命説明してくれて、ありがとうございました。」と書いてありました。

というよりは、いっぱいいっぱいだっただけなんですが。

その辺りも伝わっていたなら、合格点ですね。

まぁ、豚好きなおじさんのことは忘れて良いから、畜産物に関わる人達がいることを頭の片隅に置いておいてもらえたら幸いです。