読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ムーミン。

f:id:kati-bow:20170419205816j:image

ついに、ムーミンを制覇した。

ずっと貸出中だった本

それが、棚に並んだ姿を見つけた嬉しさ。

やっと、会えたね。

そんな台詞が自然と出る。

興奮冷めやらぬ中、一夜で読了。

全巻を読んで、多くの発見があった。

ニョロニョロは種から生まれること。

ムーミンパパは捨て子だったこと。

そのパパに感情移入する自分がいること。

 

ムーミンといえばスナフキン

という人が多いと思う。

男女共に、憧れを抱く。

ああいう風に、自由に、熱く、クレバーに。

これは、自然の摂理

ただ、スナフキンはどこか浮世離れしている。

しかも、結構なワガママを言う。

たまに帰ってきたら、オリジナルソングを聞かされる。

近所にスナフキン

はた迷惑な気がしないでもない。

 

一方、ムーミンパパ。

彼は現実的。

去勢をはり、カッコつける。

だけれども、上手くいかない。

パパはボヤく。

父親らしくするのは、まったくつい難しいことだな。」と。*1

ママに言われる。

「あまりにも、当たり前のことを当たり前と思い過ぎるんじゃない?」と。*1

どこにでもいるお父さん。

そんな姿を自分自身に、重ね合わせていたのだと思う。

わかるよ、パパって。

 

図書館に行くと必ず児童書コーナーに直行する。

赤毛のアン、トム•ソーヤにハックルベリー

10代と30代に読むのでは、捉え方が違う。

アンでは、マシューの生き様に感銘を受ける。

トムとハックでは、このクソガキ供という感想を持つ。

誰が読んでも、何か発見がある。

その時々、年齢や立場に応じて。

それが名作と呼ばれる所以な気がする。

 

坊主頭のおっさんが休日の朝イチ。

開館前に自動ドアの最前線に陣取り。

開くやいなや、児童書を漁る。

ちなみにその後、岩場に向かう。

その姿は、ちょっと怖い気がする。

職員さんの視線がたまに痛い。

だけれど、また来週も駆け込む。

少年となり冒険心を取り戻すため。

父親となり優しさを養うために。

 

*1ムーミンパパ海へいく (新装版) (講談社青い鳥文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/4062854368/ref=cm_sw_r_cp_api_tc19ybWDNJN12