春よ来い。

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「0丁」は、霊山の象徴的な課題だと思う。

人が立ち止まる造形美。

トライを躊躇する威圧感。

落ちる毎に溢れ出すアドレナリン。

開拓時からの憧れ。

 

真剣にやるのは、今シーズンが初。

というより、逃げていただけです。

0丁という課題に立ち向かう。

それは、言い訳がましい自分と向き合うことに等しい。

 

さて、1日目。

下部のムーヴを自動化。

久しぶりに握るホールドは、昔より良く感じる。

けれど、ランディングを意識し過ぎて、手が出せない。

スタンスにも自信が持てず、ドスドス落ちる。

どう着地すべきかは分かったけど、腰にくる。

ヘルニア持ちには、ちょいキツい。

 

さてさて、2日目。

落ち方はマスターしたので、手を出す。

リップ手前のホールドが、想定よりも悪く、動けない。

青虫のようにモゾモゾするのみ。

指皮がめくれて敗退。

 

さあ、3日目。

元旦に、初詣代わりにトライ。

リップが目の前なのに、手が出せない 。

もどかしい時間を過ごす。

最後のトライで、首を痛めて終了。

翌日、ムチウチ

 

さあさあ、4日目。

アプローチは雪化粧。

今シーズン最後かなと思いながら、道を歩く。

回数を重ねるごとに、分かってくる。

ようやく、気が付きました。

このホールドは持つんじゃない。

このホールドは効かせるんだと。

日は陰り、爪先もかじかむ、気合は十分。

 

もはや、ムーヴは自動化。

手に付いた砂を払うタイミングも同じ。

下部をこなし、間髪入れずに上部に突入。

左カチを握り込み、右をオープンハンドで引き付ける。

左足を上げ、左手を伸ばす。

カチ持ちしたい気持ちを抑えて、体重を左手に預ける。

そして、目の前のホールドに右手を寄せる。

左手が吐き出されるのを感じつつ、落ちていく。

 

もう数トライしたかった。

夕暮れで、スタンスが不明瞭。

寒さで、ランディングが圧雪。

生半可な集中力では危険と考え敗退しました。

 

結局、弱い自分を直視するだけでした。

本当に、情けないと思う。

同時に、悔しいなと思う。

昔は、情けないとしか考えなかった気がする。

今は、悔しいと本気で考えている。

相変わらず、自分は弱い。

だけれども、悔しさを感じる強さはついたのかな。

 

季節的に、春に持ち越しです。

心身を鍛えて、待ちたいと思います。

もう1日、チャンスないかと狙ってますが。

いずれにせよ、まだ言い訳がましい自分との闘いは続きそうです。