活人剣。

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先日、「パパ来ないで!」と切り捨てられました。

心は、膾切り状態。

言葉は、凶器。

会話は、白兵戦。

間合いをとり、斬り合い、かわし、いなす。

やるか、やられるかの真剣勝負。

電話、会議に、口ゲンカ。

日々、私達は戦う。

会社、家庭に、ショッピング。

日々、我々は戦地に赴くのです。

言葉という武器を手に。

 

日本刀のように、鋭い切れ味を持つ。

鋸のように、治りにくい傷痕を残す。

その人、特有の言葉使いがあります。

フェンシングのように、急所をつく。

剣道のように、真正面から向かい合う。

それぞれ、独特の喋り方をします。

 

「重たい斧を、ゆっくり持ち上げて、正面から振り下ろす。」

自分はこんなとこでしょうか。

薪割りのイメージです。

言葉が重いから、受け止めにくい。

ゆっくり持ち上げるから、逃げやすい。

正面から振り下ろすから、かわしやすい。

ついでに、薪に集中し過ぎて、周囲が見えてない。

それでいて、的を外す。

ようするに、めんどくさい奴です。

自分は、言葉に敏感です。

他人の一言で、時に傷付き、時に救われました。

言葉の力を知っているからこそ、めんどくさくても、言葉を選びたいと考えています。

 

心ない言葉で、傷付いた。

たった一言で、救われた。

という経験は、誰にでもある。

悪口で、人は悲しむ。

パワハラで、人は傷付く。

冗談で、人は笑い。

プロポーズで、人は結びつく。

同じ剣術なら、殺人剣よりも活人剣を極めたい。

「剣は凶器、剣術は殺人術。

どんな綺麗事やお題目を口にしても、それが真実。

薫殿の言っている事は、一度も己の手を汚したことがない者が言う甘っちょろい戯れ言でござるよ。

けれども拙者はそんな真実よりも、薫殿の言う甘っちょろい戯れ言の方が、好きでござるよ。」

るろうに剣心、第1巻より引用)

俺も好きでござるよ。