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リトライ。

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来年の抱負を手帳に、書き込む。

大晦日の個人的行事です。

Retry and error.

そんな2017年を過ごしたい。

 

今年も、それなりに頑張った。

やり遂げたこともちらほら。

娘とアンパンマンミュージアムに、行ったり。

ライミングツアーに、出たり。

失敗や未挑戦は、いっぱい。

英検は、ボロボロだったり。

課題は、登れなかったり。

それらに、また挑む。

また駄目でも、さらに挑む。

またまた駄目でも、さらにさらに挑む。

努力する年にしたい。

 

「前向きな苦労」が、努力と解釈しています。

ある事柄に、後ろ向きに取り組めば、苦労で終わる。

ある事柄に、前向きに取り組めば、努力が残る。

同じ苦労するなら、努力した方が楽しいよね。

そんな風に、考えてます。

 

しかしながら、努力が実を結ぶとは限らない。

大半は、芽を出さない。

こんなに、やったのにと。

だけれども、努力が花咲くこともある。

極稀に、芽吹く。

あの時、やっといて良かったと。

だから、続けられる。

そして、始められる気がします。

 

とはいえ、途中で諦めざるを得ない時もある。

物理的、経済的な理由で。

どうしても、駄目だということもある。

政治的、社会的な事由で。

挫折は、思い出したくもない経験かもしれない。

そんな記憶は、忘れた頃、突然、姿を変えて現れる。

"苦い思い出も、そのうちには楽しい思い出に変わる時もあるだろうよ。"

(三銃士 アトス)*1

そんな日々を、ほくそ笑める日がやって来る。

 

人生は、トライとエラーの繰り返し。

大体失敗、時々万歳。

ほぼ悲劇の連続です。

阿鼻叫喚な毎日。

真剣に、冗談にもならない日もある。

本気で、泣きたくなる時もある。

だけれども、不思議とまた笑える。

悲劇を喜劇に、変化させる触媒。

「あの時、頑張った。」

そういう気持ちなんだと思います。

 

リトライする気力。

エラーする勇気。

繰り返す図太さ。

それらを身に付けることが、新年の目標です。

この岩の上に立つ。

それも、成長した証の一つとなるのでしょう。

立てなくもいい(そんな簡単なものではない)。

やり続けることを大事にしたい。

諦めてもいい(自分が納得する理由があるなら)。

やり続けたことに、意義があるから。

けれども、やっぱり登り切りたいですね。

 

良いお年を。

 

*1三銃士〈下〉 (岩波文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/4003253396/ref=cm_sw_r_cp_api_OWBzyb89H9BV8

そういうおっさんに、私はなりたい。

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最近、岩登り好きの兄ちゃん•••

いや、もうおっさんか。

近年、岩登り好きのおっさんに、なりつつあります。

クライマー。

響きが、カッコいいですよね。

そう呼ばれたいと思った時期もありました。 

残念ながら、クライマーにはなれなさそうです。

 

何冊かクライマーの本を読みました。

昔の岩雪とかも。

山野井さん、ホノルドさん、ギュリッヒさんなどなど*1-3

命を懸けて、クライミングやっている人。

 

ライミングを生業として生活する人達がいます。

オーナーやスタッフとして、御飯を食べている。

覚悟を決めて登っている方達。

 

地元と岩を愛し、開拓し、道を切り拓いてきた。

アクセス問題に対峙し、リボルトに尽力する。

岩を求めて国内外を駆け巡る。

ローカルに、グローカルに登る。

真摯に岩と向き合う友人や先輩。

 

こういう人達が、クライマーだと思います。

そんなクライマーと、出会たのはありがたいことです。

その一方、自己嫌悪に陥ってました。

みんなに比べて、お前は何なんだと。

命を懸けているわけでもない。

覚悟があるわけでもない。

みんなほど、岩を愛しているのだろうかと。

 

そんなこんなで、一人でプラプラ登ってました。

熊に怯え。

泥んこにまみれ。

週末の天気が悪いとイライラし。

痛いホールドに悪態を付き。

岩登りが好きなんだなと感じ。

岩登り好きのおっさんでいようと胸に秘めて。

 

真剣な岩登り好きでいようと思います。

ルールを守れないような、ただの岩登り好きじゃなく。

決められた場所に駐車する。

人に会ったら挨拶する。

登り終わったら掃除をする。

何かあったら、責任を持つ。

ルールを守る。

清掃があればなるべく参加する。

リボルトしてくれる人達に感謝する。

何よりも、クライミングを楽しむ。

そういう人に、私はなりたい。

 

欲を言えば、微妙に強い岩登り好きのおっさんでいたいですね。

 

*1アルピニズムと死 僕が登り続けてこられた理由 YS001 (ヤマケイ新書) https://www.amazon.co.jp/dp/4635510077/ref=cm_sw_r_cp_api_tqBxyb642S6Z3

 

*2ALONE ON THE WALL アローン・オン・ザ・ウォール 単独登攀者、アレックス・オノルドの軌跡 https://www.amazon.co.jp/dp/4635340317/ref=cm_sw_r_cp_api_orBxybNDR3RR1

 

*3フリー・クライミング上達法 https://www.amazon.co.jp/dp/4635168050/ref=cm_sw_r_cp_api_gsBxybNK5804D

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わかり始めたマイレボリューション。

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統計は、難しい。

Σ(シグマ)が出てくる時点で、嫌になる。

やっていると腹が立つ。

何度も挫折してきました。

使わざるを得ない状況の今。

変化が、訪れました。

 

「統計は、数字ではなく、道具です。」

と、セミナーで言われました。

計算ではなく、判断材料だと。

目から鱗でした。

確かに、数式はソフトが解いてくれます。

計算のプロセスと弾き出された数値が何を意味するか。

そこを抑えれば、仕事上は丸く収まるというわけです。

 

そう思うと、やる気スイッチが入りました。

何で、この計算なのか。

なぜ、この式なのか。

理解出来ると面白い。

30代前半の終了間際。

偏差値が、分かった。

箱ヒゲ図が、読めた。

小さな進歩が、愛おしい。

 

何事にも、面白くなるタイミングがある。

必ず、そういう時が来る。

スイッチがバチっと切り替わるその瞬間。

渡辺美里さんの曲を口ずさみたくなります。

"わかり始めた My Revolution〜♫"

 

このメロディを聞くと、運動会を思い出します。

あの頃、ゲームボーイではなく、勉強していたら。

なんて思うけど、あの時があるから、今がある。

バカなりに、アホみたいに、楽しいと感じること。

それに、燃えている。

挫折を繰り返しながら(ゲームをクリアー出来なかったり、資格試験失敗したり、岩場で落ちたり)。

それは、今も昔も変わりない。

 

統計は難しい。

やっぱり難解だし、何かムカつく。

未来永劫、変わりない。

変わりようがない。

けど、自分が変化することはある。

「つまらん」から「面白い」へと変化しつつある。

小さな革命です。

"大きな仕事を行うには、何事であれ情熱が必要だ。

革命には、多くの情熱と大胆さが求められる。"

(チェ•ゲバラ

自分にも、情熱があったのかもしれません。

いや、それだけしか持ってないのかもしれませんね。

 

 

 

愛深き故に。

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好きなことを仕事にする。

楽しいけれど、楽ではない。

好きだからこそ、嫌な思いもする。

好きだからこそ、葛藤もある。

でも、好きなことをすべきだと思う。

好きだからこそ、頑張れる。

好きだからこそ、乗り越えられる。

 

この10年、豚の隣にいた気がします。

進学し、大学で、豚を知った。

就職し、会社で、豚の世話をした。

異動し、工場で、豚の餌を作った。

転職し、故郷で、豚の研究をしている。

豚と共に歩んできました。

 

結構、苦しいこともありました(豚糞の海に落ちたり)。

いろいろ、失うものもあった(休みとか)。

後悔はしてません。

その根底には、「好き」という気持ちがある。

これからも苦しいだろう。

また何かを失うでしょう。

けど、頑張れるし、乗り越えられる。

だって、好きだから。

 

今日はセミナー。

天気の良い休日と電車賃1,500円を犠牲にしました。

ライミングの時間を失う苦しみ。

冬の晴れは、ベストコンディションだから余計にです。

財布が軽くなり、来月までどう過ごそうかという葛藤。

1,500円は、死活問題です(娘とのデート代とか、ジム代とか。)

愛深き故に。

愛深き故に、人は苦しまねばならぬのです。

 

手帳。

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11月ともなると、雑誌等で手帳特集を良く目にする。

書店では、数々の手帳が所狭しと並べられる。

それを見て、焦って来年の手帳を探す。

メンドイなと思いつつ。

真剣かつ、楽しみながら。

悩み苦しみ、生か死かを選択するように。

手帳の入れ替え。

それは、大晦日に行う荘厳な儀式。

もはや、年間行事の一つです。

もう、今年も終わりが近いんだな。

一年を共にした戦友との別れが近い。

そんな季節の到来を告げる風物詩です。

 

社会人になり、真面目に手帳を使い始めました。

真っ白なノートを使ったり。

エクセルで手作りしたり。

サイズを変えてみたり。

試行錯誤しました。

その結果、以下の条件が満たされる物となりました。

①A5

②バーチカル

③1週間毎に区切られている。

④ノートページ

つまり、鞄に収まり、計画が立てやすく、週間まとめが書き込め、メモがいっぱい出来る奴です。

 

自分に合った一品を見つけられるか。

そこが、悩ましいところです。

山のように手帳が、溢れかえるこの世界。

そんな殺伐とした世の中から、唯一無二の存在を求める。

ガラスの靴の持ち主であるシンデレラを探す王子様のごとく。

やっと出会えた最愛の人。

そんなパートナーと、一年の悪巧みを共謀し、1週間毎の出来事を記憶し、読書の感想を共有する。

 

大晦日に手帳を読み返す。

計画の達成度を評価し、要因を考える。

52週間で何が起こり、どう思ったか振り返る。

何冊、どんな本を読み、どう感じたか思い出す。

手帳の入れ替えは、楽しみなのです。

 

2016年も、いろんなドラマがありました。

成功、失敗、歓喜、葛藤に愚痴。

他人には言えないあれやこれや。

家族の思い出に、娘の成長。

手帳は、知っている。

もう少しで、今年も終わり。

あと一ヶ月半、頼むよ、相棒。

 

 

 

最高のコーヒー。

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朝起きて2杯。

職場で、1時間おきに2杯。

帰宅前に、もう1杯

たまに、カフェオレ1杯。

平均して約20杯/日のコーヒーを飲んでます。

カフェインにして、約1,200mgを摂取。(1杯当たり60mg)*1

致死量の40%くらいのようです。(致死量は3,000mg)*2

それくらい好きなんです。

が、味は良く分かってません。

 

先日、日本コーヒー史なるものを読みました。*3

ブラックコーヒーのように、黒く、熱い本です。

闇コーヒーで儲けた話などは、苦すぎて、ミルク無しでは読めません。

コーヒーを生業としてきた先人の思いは、舌を火傷するくらい熱かった。

喫茶店でのエピソードが、印象的でした。

作り置きのコーヒーを出した店主にピシャリ。

"いつ淹れたか分からんようになったものは、いくらモノが上等なコーヒーであっても、商品ではございません。"

味を左右する要因は、様々です。

とはいえ、結局のところ、決め手は「思い」なんだと思います。

豆、焙煎、ドリップ方法やお湯の温度などにこだわる。

それは、美味しい物を淹れたいという作り手の思い。

それが、味に表れるのではないでしょうか。

 

個人的には、飲み手の気持ちが大事な気がします。

朝一に、ドリップするコーヒーは、身体を芯から暖めてくれます。

自分で焙煎した豆コーヒーは、手前味噌ながら格別ですね。

疲れた時の、甘いコーヒーも身体に染み渡る美味しさです。

仕事の合間に飲むコーヒーは、またやるかと気合いを入れ直してくれます。

山で飲むインスタントコーヒーも最高です。

一人も悪くないけど、仲間と飲むのも良いもんです。

雰囲気や気持ちが、香りを引き立てるというのが、実感です。

 

人生で一番美味いと感じたコーヒー。

それは、100円のコンビニコーヒーです。

花崗岩で磨り減った指で、アチチ、アチチとカップを持つ。

冷え切った体を暖めつつ、今日の成果を振り返る。

仲間と来週の予定なんかを話ながら。

自分が色々と辛かった時だったから、余計に美味しかった。

機械が淹れる味気ない100円。

そんなの、どこでも飲めます。

丸森で、クライミング帰りに、仲間と、あの時に、飲んだから、最高の一杯になったんだと思う。

 

そろそろ、そんな季節。

また、みんなと飲みたいなぁ。

 

*1:全日本コーヒー協会

http://coffee.ajca.or.jp/webmagazine/library/caffeine

 

*2:毎日新聞 2015年12月21日

http://mainichi.jp/articles/20151222/k00/00m/040/128000c

 

*3:日本コーヒー史 (1980年) https://www.amazon.co.jp/dp/B000J866AQ/ref=cm_sw_r_cp_api_kPBiybF9Y7KR3

 

 

こだわってみる。

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"失敗は貴重な果実である。過程という曲がりくねった蔓に実る果実である。"*1

哲学の本かと錯覚します。

服部さんのサバイバルシリーズも、心に響きました。*2-4

確固たる信念を持っている。

山野井さんもそう。

杉野さんもそう。

文章が上手い。

そして、妙なこだわりがある。

 

こだわり=スタイル。

こう定義しても良いかなと思います。

形成に至る要因は色々。

ライミングを始めた環境。

ライミングを教えてくれた人。

中でも、クライミングを始めた時期の影響が大きいのではないでしょうか。

 

自分は、中途半端な時期に始めた気がする。

岩場に行く人とジムのみの人も半々くらい。

ボルダーも、リードも、半分くらいだったような記憶があります。

そんな時代に、流されました。

当初は、リードがメインでしたしね。

そして、グレードを追ってもいました。(その割に、二段と13a。)

 

その当時、二段を登る人は、そう多くはありませんでした。

それが、二段は当たり前。

五段、六段と時代は変わりました。

"時代も変われば空気も変わるし、人の考えも変わる。"*5

逆を言えば、人の考えが変わるから、空気も変わるし、時代が変わるのだと思う。

 

このグレードが、登れない。

みんなが登った課題を、落とせない。

後から始めた人達に、追い抜かれる。

恥ずかしいやら、情けないやら。

それで、登るのが辛くなったという時もありました。

時代と空気、そして他人に、翻弄されたクライミング人生でした。

 

そんな登攀難民が、漂着したのは、家の近くでボルダー。

近場で、静かに、登る。

ここ半年は、そればかり。

ハードでも、ハイボールでもない。

簡単で、小さな岩。

グレードより、熊に出会う危険が高い。

 他人から見れば、つまんないかもしれない。

でも、シンプルに。

かつ、自分の力で。

んで、腰を据えて。

自分なりのこだわりを、体現出来ている実感があります。

 

流行に流されても。

グレードを追っても。

何でも良い。

何となくでも、良いかと思う。

だけど、そこにこだわりが、あると深みと面白みが増してくる。

料理にこだわるのと同じように。

どうせなら、もっと上手になりたい。

何よりも、もっともっと楽しみたいですよね。

 

*1垂壁のかなたへ https://www.amazon.co.jp/dp/4560082057/ref=cm_sw_r_cp_api_gJMdybRP096DB

 

*2サバイバル登山家 https://www.amazon.co.jp/dp/4622072203/ref=cm_sw_r_cp_api_g9NdybBVYDQED

 

*3サバイバル!―人はズルなしで生きられるのか (ちくま新書) https://www.amazon.co.jp/dp/4480064524/ref=cm_sw_r_cp_api_d-NdybDJ6QNPN

 

*4狩猟サバイバル https://www.amazon.co.jp/dp/4622075008/ref=cm_sw_r_cp_api_d.NdybG807VMA

 

*5パン屋再襲撃 by 村上春樹
https://itun.es/jp/pdxhfb.l