101回目のクライミング。

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今日で、年間岩場101日目。

30分という時もあったので、101回目と言うべきでしょうか。

まあ、大事なのは、量より質です。

下手な鉄砲は、数を打っても当たりませんね。

思うような成果は、得られてないです。

とはいえ、楽しんでます。

そういう意味で、質の高い登りはしているのかもしれません。

 

一人で通い続けたアプローチ。

クソ暑い中での無謀な花崗岩へのトライ。

雨の日の岩探し。

仲間とのムーヴ談議と馬鹿話。

遠征での友人との再会。

熊との邂逅。

岩場の整備に掃除などなど。

フルーツパフェのように、充実しています。

 

純粋にエンジョイする。

それが大事な気がします。

初登、グレード、課題、ジム、リード・・・

いろいろあるし、何でもいいのですが、自分なりの価値観を持つことが大事かなと思います。

ライミングの魅力は、人それぞれですから。

みんな、違う物差しを持って当たり前です。

 

経験上、無理して他人に合わせると苦しくなります。

理由はどうあれ、登りたい課題やスタイルを決めるのは自分です。

誰それが登っているからとか、これが出来ないと恥ずかしいとか考えると、途端につまらなくなってきます。

振り返れば、自分がやりたいことを見失っていたからでした。

今は、ボルダーが楽しくても、後々、ジムにハマるかもしれません。

それで、良いんだと思います。

物差しの色、デザイン、大きさだって、いろいろあるのだから。

その好みは、時代や心情に合わせて変化していくものです。

変わらなくても良い。

ともかく、「自分で物差しを探して選ぼうぜ。」と自身に言い聞かせてます。

 

でも、楽しい本当の理由を知っています。

いや、ようやく気が付きました。

あの岩場に行った、あの課題を登った。

一般社会では理解し難い喜び。

それを、「すげーな!」、「やったね!」と分かち合える友人。

自分みたいな堅物を受け止めてくれる場所。

今、そういう人に囲まれ、そういう場にいるのが分かる。

だから、楽しいんだろうな。

課題を落とせたら、もっと楽しいのになぁと思った101回目のクライミングでした。

センス無いです。

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わかりあえないYou &  I 。

一緒に暮らし始めて一年半。

相容れない二人です。

いまだ、撫でたことすらありません。

基本的に、動物が苦手なんでしょうね。

とりわけ、ネコは。

生き物が相手の仕事なのですが。

改めて思います。

動物を飼うセンス無いです。

 

動物好きな人は、不思議な感覚を持ってます。

ムツゴロウさん的なやつです。

エサが欲しいのか。

甘えているのか。

遊びたいのかなどなど。

気持ちを察するとでも言うのでしょうか。

その筆頭が、ピーター•ラビットの著者であるビクトリアさんな気がします。

動物の仕草を生き生きと描写し、動きを擬人化した文章は、動物好きにしか書けないと思います。

 

一方、自分は機械的に判断しています。

例えば、エサを食べない→水が足りないor熱がある。

気持ちを察するというより、経験から推察している感じです。

だから、食べてる量や体重などの数字を介さないと動物の状態を判断できません。

言い換えれば、センスがないから、数字でカバーしているのかもしれませんね。

 

とはいえ、動物は好きです。

だから、このネコのことを理解してやりたいと思います。

何故に、私が近づくと「シャーッ!」と言うのかを。

わからない。

本当にネコはわからない。

何はともあれ、相手を理解しようとする姿勢が、動物を飼う上で大事と思うのです。

手。

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自分の身体で、唯一誇れる部分。

それは、手。

容姿や性格は、まぁしょうがないかと受け入れる程度。

手に関しては、ナルシストかもしれませんね。

 

顔や性格を讃えられても、本当かよ?と疑ってしまいます。

先日は、「東條英機に似ているよね。」という褒めてるのか、けなしているのか、判断に迷う言葉を頂きました。

性格も、「すごく真面目だよね。」と言われるのですが、本人はそんなつもりありませんし、仕事の出来にはO型からくる雑さが散漫しています。

結局、社交辞令じゃんと天邪鬼な自分はふてくされてしまうのです(内心は嬉しい)。

 

でも、手に関しては素直に嬉しいです。

以前、農家さんから「働いている手だね。」と言われたことがあります。

本当は、ただのクライミングのし過ぎなのですが。

とはいえ、仕事で怪我して、指を6針縫ったこともあるので、4割は働いたと言っても詐称にはならないでしょう。

真実は闇のまま、素直にありがとうございますと答えられたのを覚えてます。

でも、遊びで曲がったり、太くなったとしても、これまでの頑張りを指が表しているのは違いないですね。

 

「この手を見て下され、ジル様と同じ病じゃ。
あと半年もすれば石と同じになっちまう。
じゃが、わしらの姫様はこの手を好きだと言うてくれる。
働き者の綺麗な手だと言うてくれましたわい」*1

風の谷のナウシカの台詞が大好きです。

手は口より物を言う。

自分の手に恥じない仕事をしたいものです。

あと、指のゴツさに見合った登りができればと思うのですが、こちらはより難しいですね。

 

*1ワイド判 風の谷のナウシカ 全7巻函入りセット 「トルメキア戦役バージョン」 (アニメージュ・コミックス・ワイド版) https://www.amazon.co.jp/dp/419210010X/ref=cm_sw_r_cp_api_ksIaAbDHNKB2G

 

 

アルト便利。

知らぬ間に、30000キロを超えてました。

乗り始めて、一年半くらいだから、まあまあ走ってます。

正直言うと、この車を買ってちょっと後悔しました。

中古で良かったかななんて。

でも、今では最良のパートナーです。

 

有ると便利だから。

それが、アルトのネーミングの由来だそうです。*1

ダッシュボードはプラモデルみたいにスカスカ。

運転はゴーカートのような感覚。

車内は狭く、視野は狭い。

燃費はまあまあ。

後部はフラット。

乗り心地も悪くない。

自分には充分な性能です。

 

相棒となり、アンテナをへし折られつつも、岩探しに付き合い。

ベッドとなり、腰痛の私を優しく包み。

書斎となり、一緒に何冊も読破しました。

さすがに、愛着もわいてきます。

有って良かったなって。

 

車に無頓着な自分ですが、たまに洗車とまめにオイル交換はしてやろうと思います。

末永く付き合っていきたいです。

でも、非常に申し訳ないんだけれど。

アンテナは、次の車検まで待っててね。

 

*1俺は、中小企業のおやじ https://www.amazon.co.jp/dp/4532314380/ref=cm_sw_r_cp_api_GYy9zbV2PV5BG

 

 

怪しい街。

研修でつくばに来ています。

今週一杯の長丁場です。

自分の中で、「頭の良い科学者が何やら怪しいことをやってる街」というイメージがあります。

パトレイバーのシャフトエンタープライズもつくばを拠点にしていましたね。✳︎

この土地のどこかで、グリフォンが作られていると思うと、ちょっとだけ怖い。

どこか敷居が高くて、近寄りがたい。

そんな場所です。

 

実際に会ったつくばの人々は、やはり妙なことばかりやってました

それを、ものスゴい高度なレベルで、真摯に、こだわり抜いて、取り組む姿に感嘆するばかりです。

米一俵は何粒なのか、一粒一粒数えていく。

そんな風に、めんどくさいことをいちいちやる、やれる。

そんな方々でした。

 

井の中の蛙大海を知らず。

自分の知識やらなんやらに自信を持っていたけれども、見事に打ち砕かれました。

されど、空の青さを知る。

自分にしか見えないものがあることに、気が付きました。

もちろん、自分のやり方が、我流で間違いだらけだったのは事実です。

でも、自分の考え方まで、右に倣えで、修正する必要は無いというのも真実な気がします。

 

この地を疎遠に感じていたのは、レベルの差に傷付くのを恐れていたからかもしれません。

実際、辛かったのですが、来て良かったなと思います。

一度、自信が砕け散ると、気分も楽になるものです。

今回の研修で学ぶべきは、それなのかもしれませんね。

 

✳︎機動警察パトレイバー 文庫版 コミック 全11巻完結セット (小学館文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/4091939090/ref=cm_sw_r_cp_api_GPE3zbZR87HWD

春夏秋登。

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今年は、ずっと同じ山通い。

風がビュービューの春。

陽がギンギラギンの夏。

紅葉がマーブリングの秋。

どの季節も魅力的。

今が、ベストシーズンにしてラストシーズン。

 

春は、お馴染みの課題をリピートして始まる。

毎年、登れずにへこんだり、ムーヴが変わったり。

自分が退化してるんだか、進化してるんだか悩ましい。

「石の人」のスタートに、指をねじ込む。

今年は、痛くないなんていう淡い期待を持って。

当たり前なんだけど、相変わらず痛い。

 

夏は、汗を拭いながらアプローチを歩く。

今の内に、ホールドの持ち方、スタンスを固めようといそいそと。

サンサンと輝く太陽。

モクモクと湧き出る雲。

サラッとした爽やかな風。

ライミングというよりハイキング。

ムーヴは出来ませんでしたが、健脚が作られる。

 

秋は、今日で決めよう、今日で最後にしようと、砂利道を車で走る。

ホールドは相変わらず痛いけれども、アプローチはもう辛くはない。

少しずつ、少しずつ高度も上がっていく。

マントルにまで到達し、次で最後だと意気込む。

その辺りから、調子を崩して、スタートすら出来なくなり、今日を迎える。

 

春から夏にかけて固めたムーヴを今更変える。

良い感じなんだけれど、地団駄を踏むばかり。

前向きだったあと一日も、後ろ向きなあと一日になる。

今日で終わりにしようって。

岩を背にした直後は、そう思う。

もう一日やってみようって。

駐車場に戻ると気が変わる。

あと一日、もう一日と続ける間に、シーズンオフが迫って来た。

「冬」か「登」のどちらが先か。

わからないのだけれども、あと一日、もう一日はまだ続きそう。

小川山遠征-チリも積もれば山となるの巻

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オレって、センス無いなぁとつくづく思います。

長年やってるだけで、何だかパッとしませんね。 

今回の小川山でも、相変わらずですが、続けてて良かったなと思いました。

 

15年前に買った雑誌を読み、憧れた課題を登れた。

当然なんですけど、始めた頃から比べたら、段違いに強くなれたんだなと実感出来ました。

技術や体力もそうですが、精神面も少し成長したような気がします。

前だったら、登りたい課題があったとしても、一人で小川山には行かなかったかもしれません。

そういう、行動を起こせたこと自体が成果だと考えてます。

 

とはいえ、パッとしないのは相変わらず。

結局、3日間で登れたのは、3課題くらいでした。

オレの15年なんて、チリを積み重ねてきたようなものです。

だけれども、チリも積もればホコリとなる。

気がついたら、大きくなっている椅子の足のゴミのようなクライミングが出来ればなんて思いました。

「お前、いつの間にでかくなったんだ。」

と言われる憎らしいワタゴミみたいなね。

 

派手なクライミングは出来ないし、スケールの小さなことしかやらないかもしれない。

だけれども、野に咲く花のように、地味に、質実に、やっていければ良いですね。

さて、来年からはTwo monks に挑戦します。

先は長いかもしれないけれど、やり続けたいですね。

また、来ます。

遠征中に、お世話になったクンペーさんと若林さんに感謝。

ありがとうございました。

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